名古屋工業大学図書館報「@Library」

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図書館屋上アート

2号館1Fに設置されているF+GALLERYにて、菅隆紀さんの作品が展示されています。ARTFUL CAMPUS

図書館屋上アート

9月中、菅さんは名工大図書館の屋上に通って作品制作されていました。(注:通常、屋上は入れません)
図書館の職員は全容がわからないまま、4階の窓から白ペンキで何かが描かれている様を眺めるばかり。F+GALLERYで公開されているドローン動画を見てはじめて、「すごいことになっている!」ことがわかりました。

10月30日、2号館11Fラウンジで行われた菅さんのアーティストトークを聞きに出かけました。
菅さんが今年、ナバホ族の村にてナバホのサンドペイントやナバホの神話をモチーフにした作品を制作したこと、図書館屋上とナバホで制作された作品はどちらも直径30メートルで、モチーフにも関連性があることなど。
思いもかけず、壮大なアートが頭上に描かれていることに驚きました。

ドローン動画を見て、工学的なニュートン・リングと菅さんの描かれた有機的なサークルとの連続性のようなものがおもしろいなと思ったのですが、菅さんもニュートン・リングに興味を持たれたのだそう。
この2つの円を見るためには、上空から見るしかなく(2号館ラウンジから見てもよくわからないです)、また、屋上の作品も今後消えてしまう予定なので、ドローンで撮影された画像と動画をぜひ見ていただきたいです。

F+GALLERYでの菅さんの展示は12月24日までの予定です。

※図書館屋上アート画像はARTFUL CAMPUSより掲載許可をいただきました。