友人から薦められた本、話題になった本、本屋に並ぶ平積みの新刊…
手持ちの積読や、なんとなく次読む本を探しにいくより、前者2つぐらいがフツーなんじゃない?友人のお子さん用に本を探していた時、その友人が横でポツリといわれた言葉に少し衝撃でした。
というのも、本についての話題は、場を温めるには向かないイメージがあったのです。
読むことが前提、人によっては話に出た以上大なり小なり読まなければ…という義務感が出かねない、別にそこまでじゃない場合の人には殊更混ざりづらい話になってしまう気がして自分からはどうしても「ふりづらい話題」でした。
「読んでない子にはお勧めしてる動画主さんの(動画の)リンク送るんだよ」
友人のお子さんに、みんなどういうタイミングでこの本読んでみたいって思うの?と聞いたら予想外の答えがかえってきました。
動画SNS、存在は知っていたけれどアプリに触れる機会もなかったので未知の部分でしたが、なるほど普及するわけです。当の動画自体は最近読んだおススメの本の紹介、という感じで内容の簡単な解説と感想をわかりやすい言葉で本を手に取る敷居をグッと低くしているのでしょう。
似たようなことはダ・ヴィンチ(雑誌)でもやっていますが、動画は視覚と音声が追加されて「腕力」が違うなと感じました。
読んでない子がいても話題は動画の話にも切り替えれるので、本の話をダイレクトにしても話題から外れる子が少ないそうです。
前置きが長くなりました、今回の担当がピックアップする本です。
請求記号:913.6||N 55 図書ID:1295629
請求記号:913.6||A 85 図書ID:1342761
請求記号:778.77||Su 96 図書ID:6008130
読了後、面白かった満足感があったのに、不思議なことに少し時間を置いて読むとそうでもない本があります。
逆に、全然おもしろくなかったのに、別のタイミングで開いてみたらおもしろかった、なんて本も。
…対象年齢が設定されているように、読むタイミングがあるのかもしれません。
もしタイミングが合いましたら、息抜きに手に取ってもらえると嬉しいです。