名古屋工業大学図書館報「@Library」

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細田守監督作品

就職してから、映画館へ映画を観に行くことが多くなりました。

基本はその時に観たい作品を観に行くのですが、たまに監督の名前で「絶対観に行く!」となることもあります。そんな監督の一人が、細田守監督です。

初めて細田監督の作品を観たのはもう20年以上前、1999年春のことで、『劇場版デジモンアドベンチャー』という作品でした。当時は小学生であり、当然ながら監督のことなどまったく気にしていなかったのですが、それでも映画に釘付けになったことを今でも覚えています。ちなみに、翌年春に公開された『劇場版デジモンアドベンチャー 僕らのウォーゲーム!』も、大興奮しながら観ていました。

ただ、それからしばらくは『時をかける少女』の頃も含め、細田監督作品に触れることはありませんでした。

細田監督作品との次の接点は10年後の2010年夏のことで、『サマーウォーズ』が地上波で初放送された時のことです。当時、貧乏大学生だった私は「映画館で観られなかったこの作品を観られる!」と喜んだものですが、何の因果かその当日に図書館の採用試験を受けるため、金沢まで行くことに……。しかも、よりにもよって面接の順番は最後。おかげで、映画が放送される時間には電車の中となってしまいました。
そこで、それまで手を出していなかったノベライズ版を買って、電車の中で読むことにしました。

もう――ドはまりしました。

金沢から帰ってきた翌日、なけなしのお金でDVDを買ってしまうくらい、はまりました。

以来、就職して好きに映画を観に行けるようになったこともあって、『おおかみこどもの雨と雪』以降の作品は、すべて映画館で観ています。夏に細田守監督作品の予告を観ると、もうそれだけで大はしゃぎです。
なので、『竜とそばかすの姫』もぜひ映画館で観たい――ところなのですが、今のこの状況下で自分勝手に映画を観に行くわけにもいきませんから、おとなしく自粛してBlu-rayの発売を待つことにします。

そんな細田守監督作品ですが、名工大の図書館にもノベライズが何冊か所蔵されています。まだ読んだことがない方は、夏休みにぴったりの作品ばかりですから、ぜひ読んでみてください。
個人的なオススメは、やはり『サマーウォーズ』です。こんな時代だからこそ、きっと背中を押してもらった気分になれると思いますよ。

 

岩井恭平著 ; 細田守原作 角川書店 2009.7
請求記号:913.6||I 93 資料ID:6009607

 

細田守 [著] 角川書店 2012.6
請求記号:913.6||H 93 資料ID:6012714

 

細田守 [著] KADOKAWA 2015.6
請求記号:913.6||H 93 資料ID:6012715

 

細田守 [著] KADOKAWA 2018.6
請求記号:913.6||H 93 資料ID:6010224