おりがみはウィキペディアでは「紙を折って動植物や生活道具などの形を作る日本伝統の遊びである。」と説明されています。「折り紙の持つ幾何学的な性質から、数学の一分野としても研究されている他、工学分野でも構造物の収納・展開の手段として活用されている。Computational Origamiという、ITを用いて折り紙を設計する分野も存在する。」ともあります。
宇宙でパネル展開に活用されている「ミウラ折り」も有名です。地上では大きな紙などを小さく折り畳み、容易に開くことができることから地図などに利用されています。
図書館でも折紙と数学・幾何学の図書を数冊所蔵しています。
●折る幾何学 : 約60のちょっと変わった折り紙
前川淳著 日本評論社 2016.9
請求記号:414||Ma 27 図書ID:1332063
●幾何的な折りアルゴリズム : リンケージ,折り紙,多面体
エリック・D・ドメイン, ジョセフ・オルーク著 ; 上原隆平訳
近代科学社 2009.11
請求記号:414.13||D 56 図書ID:1308104
●折り紙のすうり : リンケージ・折り紙・多面体の数学
ジョセフ・オルーク著 ; 上原隆平訳 近代科学社 2012.7
請求記号:414||O 71 図書ID:1320790
子供から大人まで、日本を飛び出して海外でも宇宙でも、遊びも学問も。百均の折紙から高級和紙まで、懐が深~い折紙、ツル以外にも挑戦してみませんか。
写真:あじさい折り(フジモトキューブやフジモトアップルで有名な藤本修三の創作)「あじさい折り」だけでなく Origami Hydrangea で検索すると海外での展開も見つかって興味深いです。