名古屋工業大学図書館報「@Library」

「@Library」は、名古屋工業大学図書館のブログ版図書館報です。詳細は、http://profile.hatena.ne.jp/nitlib/ をご覧ください。

出会い

ドストエフスキー研究で有名な名古屋外国語大学の亀山郁夫学長は、中学3年生の時に読んだドストエフスキーの『罪と罰』との出会いで人生が変わったそうです。「幼いときは出会いの可能性の宝庫。特に二十歳くらいまでは何を手に取るかによって人生は変わる。」とも言っています(日本経済新聞(夕刊)2022.6.16)。

人生が変わるまではいかなくても、考えが変わったり、自分の人生のバイブル的な、お気に入りの本が見つかったり、ということは結構あるのではないでしょうか。

社会人になると、大学生のときに比べて自分のために使える時間がぐんと減ります。まだ自分のために使える時間がある大学生のときに、たくさんの本を読んで、いろんな出会いをして、皆さんの可能性を広げてほしいなあと、思います。

小説でも、小説以外の自分の興味のある分野の本でも、もしくは全然興味のない分野の本でもなんでもいいと思います。名工大の図書館で探すもよし、大学近くの鶴舞公園にある名古屋市鶴舞図書館で借りるもよし、書店でブラブラして気になる本を買うのもよし。

今は電子書籍もたくさんありますよね。名工大図書館にも電子書籍はありますが、シラバス掲載図書などの専門書が中心です。一方、名古屋市図書館では、小説などの電子書籍が充実しています。名古屋市図書館で利用登録をすれば、約2万冊の電子書籍が3点2週間、24時間好きなときに借りることができます。

この夏休み、いろいろなものをうまく使って、素敵な本との出会いを探してみてはいかがでしょうか。

 

===================

>>名古屋市図書館のホームページは下記からどうぞ

 

www.library.city.nagoya.jp