先日、「マンガでわかる世界の名著」という本を読みました。
この本は、NHKで放送されている「100分de名著」という番組の中で紹介された本の内容をさらに抜粋して要約された内容になっています。
名著と聞くと、皆さんはどのような印象を持っていますか?
私はちょっと内容が難しいかな、というイメージを持ってしまっています。
では、何故そういう印象を持ってしまっているのか。
そう考えてしまう理由としては、
・内容云々以前に、文章の構成がそもそも難しい。
・当時の時代背景を知らないと理解ができない。
など、色々あります。
一度難しい、と思ってしまうと中々読み進めていくのが難しくなってしまいます。そして、そのまま読むのを止めて、その本からフェードアウトしてしまうのですが、ただ難しいだけの本が何十年、何百年と残っているでしょうか。
冒頭で紹介した本は、まさにこの疑問に答えてくれる本だな、と感じました。
一度は聞いたことがあるような有名なセリフはそういう意味だったんだ、や、あらすじや結末は知っているつもりでしたが、実は筆者はこれを訴えたかったのかや、こういう時代背景があったからこその考えだったんだ...など、一冊一冊の内容をギュッとまとめて解説してくれるので、とても分かりやすかったです。
普段はなかなか小説以外は手に取らないのですが、たまたま手に取った本のおかげでとても有意義な時間を過ごせたと思います。
大学の図書館には様々なジャンルの本があるので、皆さんも普段は手に取らないジャンルの本など、手に取って読み始めると、新しい発見があって色々おもしろいと思います。
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請求記号:028||Ma 43 図書ID:6012701