図書館ツアーの話題が出始めると、今年も新たな利用者を迎える季節が巡ってくるんだなぁと、
一年の始まりにわくわくしたり、気持ちの引き締まる思いがします。
とにかくツアー参加者のみなさんと一緒に楽しもう!と出陣するのですが、
ガイド役は何度も務めているにもかかわらずやはり毎回緊張しますし、
あの説明が上手くいかなかったとか、何かしら反省点には事欠きません……
もともと図書館が好き、ちょうど空き時間だったから、図書館職員の熱視線に抗いきれず……と、
ツアーの参加動機はさまざまだと思いますが、名工大の図書館を利用し始めるにあたり、
みなさんの背中をほんの少し押すことができたのならいいなぁと思います。
さて、自分の案内の不味さを棚上げするつもりではありませんが、
ツアー後が本当のスタートで、実際に自分で体験してみることが何より肝要です。
検索から現物の資料を手にするまではもちろん、自分の足で館内を歩き回り、
図書館で受けられるさまざまなサービスを利用してみてください。
それから、図書館の「利用のしおり」をぜひ読んでほしいです。
読まない(知らない)なんてもったいないくらいです。
図書館のルールや図書館でできることなど、慣れていないと複雑で難しく感じられますが、
一通り目を通すと、おおよそのところはわかるようになっています。
あとは、しつこいですが、実践あるのみです!
はじめのうちは、図書館で目当ての本が探せて借りることができればそれで済むかもしれませんが、
そのうち論文を探して読む、データベースを利用する、名工大にはない資料を入手するなど、
求めることも変わってくると思いますので、学年が進むたびに一読するのもよいかもしれません。
図書館を知れば知るほど、出会いや発見もあるはずです。
自分なりの図書館の使い方、見つけてくださいね。