ロシアのウクライナ侵攻から一年数カ月が過ぎました。停戦への道筋は見えず、未だ多くの人が故郷を離れ過ごしていると聞きます。
現状は変わらないにもかかわらず、報道は減り、多くの人の関心が薄れてしまっていることを感じます。正直に言うと私もその一人です。
どんなに痛かった自分の傷ですら治ってしまえば痛みは忘れるのに、遠い異国の痛みを感じ続けるのは難しいことかもしれません。
ただ、時々でも思い出し何か行動できたらと思っている人、そしてこの現状は他人事ではないと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな折、2023年9月22日に「ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン」というウクライナのアニメ映画が日本で公開されることを知りました。
「ウクライナ侵攻の現状を大人だけでなく子供たちにも知ってもらうきっかけに、また世界中で起こっている紛争問題にも目を向ける機会を作るために」という思いで公開が決まったこの映画。売り上げの一部は支援にも使われるとのこと。
私も子どもたちと見に行く予定です。
(単純に声優さんもストーリーもよさそう!)
アニメ映画を通して楽しく気軽に支援できるって有難く素敵だな、と思います。
皆さんも良かったら映画館に足を運んでみませんか?
平和を願うことしか出来ませんが、ほんの少しでも力になれたら嬉しいです。
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服部倫卓 原田義也編著 明石書店 2018.10
図書ID:1344843 請求記号:302.08||E 67||169
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