名古屋工業大学図書館報「@Library」

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映画の原作本


原作がある映画を観る時に、皆さんは原作を読んでから観ますか、それとも観てから読みますか?
自分の場合、読んだことのある小説が映画化されても観ないようにしていました。
一度、お気に入りの小説が映画化されて、いそいそと映画館まで足を運んだところ、
あまりにも自分のイメージと違っていて、かなりショックを受けた経験からです。
そのため、映画を観た後に原作を読むことはあっても、読んだ後に観るというのはなくなりました。
そんなある日、たまたま『アヒルと鴨のコインロッカー』(所蔵あり)という、伊坂幸太郎さんの小説
が原作の映画を観る機会がありました。
映画化は難しいだろう…という内容ということもあり、はっきり言って全く期待していなかったのに、
原作に劣らないくらい素晴らしい作品で、俳優達の演技も上手くじんわりと感動しました。
以後、決めつけるのは良くないと反省し、少しでも観てみたいと思った映画は素直に観るようにしています。
自分のイメージと違ったり期待外れの映画も多々あるけれど、意外と面白かったり、
原作本を再読するのもまた違った視点で読むことができて楽しい。
本学図書館にも、映画化されたり今後公開予定の映画の原作本がたくさん所蔵されています。
例えば、「舟を編む」「謎解きはディナーのあとで」「横道世之介」「図書館戦争」「共喰い」など、
来年公開予定の映画の原作本もあるので、興味のある方は映画を観る前に読んでみてはいかがでしょうか。

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南館2Fの@Libraryコーナーに、映画の原作本を集めました。
映画公開前に読んでみるのもよいかもしれませんね。すでに貸出中の場合は、予約ができます。
学生ポータルのリンク集から名工大OPACを検索します。
検索結果が貸出中の場合、予約ボタンが表示されますので、クリックしてください。
映画の原作に限らず、そもそも小説ってどこにあるの?と思っている方もいるかもしれませんね。
小説は分類番号が900番台ですので、北館1Fの集密書庫にありますよ。