名古屋工業大学図書館報「@Library」

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名古屋

昨年名古屋に引っ越してきました。それまで日帰りや数日の宿泊で来たことはありましたが、実際に住んでみると、今まで住んでいたところとの違いに気づかされます。

まず、名古屋は風が強いことが多いと思います。今まで住んでいたところが内陸で風が弱かったのかもしれません。そして、もっと海の近くに住んでいる人からすると名古屋の風の強さなんてまだ序の口だと思うのかもしれませんが。名古屋に住んでから、何度洗濯物を飛ばされて、何度拾ってくれた人が共同玄関に置いておいてくれたことか(ありがとうございます)。転勤族で日本国内何ヶ所かに住んだことがある人も、「名古屋は風が強いと思う」と言っていたので、あながち間違ってはいないと思います。

次に、名古屋は、飛行機雲の出現率が高いと思います。これも前まで住んでいたところと比べての話です。名古屋は空港が近いことも関係するのかもしれません。その他に空の何かの条件が今まで住んでいたところとは違うからなのかもしれません。上空を見上げると、2、3本は当たり前、ある時は5、6本くらいあったりもします。飛行機雲は空が乾いていると発生せず、湿っているほど長生きして成長するそうです。そして、たくさん飛行機雲が残るようなときは、その後天気が崩れることが多いそうです。名古屋は上空が湿っていることが多いのでしょうか。

図書館で資料を探してみました。名古屋は風が強いとか、名古屋は飛行機雲の出現率が高いということを証明できる資料は見つからなかったのですが、天気の本や雲の本があったので読んでみました。飛行機雲は人間が飛行機を発明してから出現するようになった、雲としては歴史の浅い人為起源雲だそうです。飛行機のエンジンの数によって本数が決まるとか、消滅飛行機雲というものもあるとか飛行機雲も奥が深いようなので、今度飛行機雲を見るときは気を付けて観察してみようと思います。

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すごすぎる天気の図鑑 : 空のふしぎがすべてわかる! = The amazing visual dictionary of the weather

 荒木健太郎著  KADOKAWA  2021.4 

 請求記号:451||A 64   図書ID:1342309

雲のカタログ : 空がわかる全種分類図鑑

  村井昭夫,鵜山義晃文と写真   草思社   2011.5

  請求記号:451.61||Mu 41  図書ID:1331927