出口 真次先生(共同ナノメディシン科学専攻/准教授)
●力学・場の理論―ランダウ=リフシッツ物理学小教程
L.D. ランダウ・ E.M. リフシッツ 著 東京図書 1976.10
請求記号:423||L 22 図書ID:6008123
「最小作用の原理」に基づいて力学の式をことごとく導いていく
本書の内容に魅了されました。
例えば、高校の物理でニュートンの第三法則として学ぶ
「作用・反作用の法則」。
これは経験則としてそのまま受け入れるだけで、
深く考えたこともなかったのですが、(調べたところ、ウィキペディアにも
経験則とある)それが式として導出できると知って驚く。
物理への見方が変わり、現在の理論物理学の発展状況について
関心をもつきっかけとなりました。
こちらは文庫本のため、電車での通学時間でも読みやすいと思います。