「過去の新聞を調べたいときは、どうしたらいいでしょうか?」
そんな質問を某Q&Aサイトでみかけました。
なるほど、図書館でもよくある質問なのですが、図書館に来る前につまづいている人も
多いように思われるので、これについて書いておきたいと思います。
答えからいうと、図書館で調べるのが最も確実で簡単です。
名工大の図書館では、購入している新聞を半年間保存していて、中日新聞については縮刷版(1972-)を、
朝日新聞についてはデータベース(1945-)が利用できます。
縮刷版は、過去の新聞を縮小し、冊子にまとめたもので、データベースは、電子版の新聞です。
また、名工大で利用できない過去の新聞は、公共図書館等で利用できます。
データベースは、名工大ネットワークに接続した端末で下記へアクセスすると
すぐに利用できるので、ここで紹介しておきます。
聞蔵IIビジュアル(朝日新聞記事データベース)
http://www.lib.nitech.ac.jp/service/dna-login.html
*名工大からの同時利用人数は、1名なので他の人が利用しているときは、利用できません。
しばらくしてから再度アクセスしてください。利用が終わったら、必ずログアウトを。
どういうものかは、先ず実際に使ってもらうのがよいと思うので、一度お試しください。
よくわからない場合は、HELPを参照したり、図書館までお尋ねください。
試しに、自分が生まれた日の新聞を検索して、読んでみると面白いですよ。
1ドルがいくらとか、午後の天気はどうだとか、中日は勝ったかとか
些細なニュースを読んでいると、当時の人になった気分で、これは出産に立ち会う自分の父親が
待合室で読んでいた記事かもしれないとか考えたりして感慨深いものです。