名古屋工業大学附属図書館報「@Library」

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未来予測

「21世紀への階段」という図書の復刻版が
出版されたというニュースをテレビで見ました。
この図書は、1960年に出版され、
40年後の日本の科学技術を予想したものです。
ニュースでは、
「電話はポケットに入る」・・・実現した。
「台風を卵のうちにつぶす」・・・実現していない。
など、街頭で通行人に予想の一覧を見てもらいながら、
インタビューをしていました。
おもしろそうなので、図書館で探したところ、
ちゃんと名工大にオリジナル版がありました。
図書館に関係?することもちょっと書いてありました。
頭脳代用品(!)「電子翻訳機」
図書館においておけば、外国の文献がどしどし読める!
(第1部 「第2章 人間の代用品量産に入る」p.72」)

現代の技術力が、予想のとおりだったら、
「電子翻訳機」は、コピー機と同じくらいの大きさで、
利用する人が多くて「もっと、電子翻訳機の台数を増やしてください」
という要望が図書館へ寄せられていたりして。
翻訳精度のもっとよい機械に更新してくださいとかクレームが来たりとか・・・。
ネットで簡単に翻訳サービスが利用できるまで技術が進んでいてよかった!
この図書に関しては、
2006年に文部科学省系調査研究機関が
実現度を検証し、公表しました。
公表の会見記事は、読売新聞に掲載されています。
「科学技術庁 1960年予測「未来の技術」4割実現」
読売新聞 2006年8月29日朝刊 2面

※記事を読みたい学内の方は、
ELNET (全国新聞・雑誌記事紙面データベース)をご使用ください。


本学の所蔵図書で、
技術の未来予測について書かれた図書を紹介します。
学術的な図書から一般書までいろいろですが、
技術予測とは?を知るには、2番目の図書から読んでください。
大学3-4年・大学院生向けに書かれています。


1)「21世紀への階段/科学技術庁監修」
2)「技術予測:未来を展望する方法論/金間大介著」
3)「これからどうなる21:予測・主張・夢/岩波書店編集部編」
4)「21世紀のハイテク製品需要予測/未来予測研究所編」
5)「百年前の二十世紀:明治・大正の未来予測/横田順彌著」
6)「予測のはなし:未来を読むテクニック/大村平著」
7)「2010年技術予測:未来技術が我が国の産業・経済に与えるインパクトの評価:2010年技術予測研究会報告/経済企画庁総合計画局編」
8)「超長期未来予測データー集:2000年にむけての国土社会の未来像」
9)「2050年の世界:英『エコノミスト』誌は予測する/英『エコノミスト』編集部著;東江一紀, 峯村利哉訳」