名工大OPACの検索結果で、所在が「図書館(図書閉架)」だった場合、この図書は図書館の閉架書架にあります。
普段学生の皆さんが行き来する書架は“開架書架”です。英語ではOpen Shelvesと書き、文字通りどこにでも行けるオープンな書架となっています。一方、“閉架書架”は英語ではClosed Shelvesと書き、こちらも文字通り鍵や衝立で塞がれたクローズな書架です。
見分けがつくように、開架書架の図書には緑色の背ラベルが、閉架書架の図書には赤色の背ラベルが貼ってあります。
閉架書架には、開架にも配架があるような重複図書、状態のよくない図書、発行年の古い図書、高度に専門的な図書など、利用が少ないと見込まれる図書が配架されています。とはいえ、利用が少ないだけで利用がないわけではありません。また、一度閉架書架に配架された図書も、利用が見込まれる場合は開架書架に配架し直すこともあります。
閉架書架にある図書も、もちろん利用できます。
<学部学生>
閉架書架にある図書の利用を希望する場合、カウンターに「館内閲覧票」を提出すれば、職員が図書を取り出します。「館内閲覧票」は、図書館内のOPAC専用端末の横にあります。
学部学生は、閉架書架にある図書を5冊14日間借りられます。この5冊は、開架図書・英語読本の貸出冊数とは別カウントですので、開架図書5冊+英語読本2冊+閉架図書5冊=12冊同時に借りることもできます。
<大学院生・教職員>
大学院生・教職員は、閉架書架に入庫できます。入庫する場合は、カウンターにある入庫記録簿に記帳すれば、閉架書架の鍵をお渡しします。もちろん入庫しなくても、学部学生と同様にカウンターに「館内閲覧票」を提出すれば、職員が図書を取り出します。
大学院生・教職員は、閉架書架にある図書を10冊30日間借りられます。この10冊は、学部学生と同様に、開架図書・英語読本の貸出冊数とは別カウントとなります。
名工大OPACの検索結果が「図書館(図書閉架)」の図書もご利用いただけますので、ご活用ください。