もう今年も残すところ、あとわずかですが、
2013年最後の回は、Altmetricsというものを紹介したいと思います。
これは、学術的な文献がTwitterやfacebook等の
ソーシャルメディアで言及された回数を基に、
その影響力を調べるというツールです。
海外では以前からありましたが、
つい最近、日本語の文献を対象としたAltmetricsが、
オンライン上のサービスとして、試行的に公開されましたので、
そのサイトを紹介したいと思います。
Ceek.jp Altmetrics
学術的な文献は、通常、研究者によって評価されます。
引用も他の学術論文により行われるのが普通です。
ですが、Altmetricsは、そういった学術的な評価とはまた別に、
世間一般でどう受け止められたかというところが見えてくるので、
面白いものです。
例えば、12/24-12/25にランク２位となっているのは、
「幼児におけるサンタクロースのリアリティに対する認識」という論文でした。
ここには、要約も掲載されて、論文へのリンクもついています。
実際に論文まで読むには、電子ジャーナルの契約が
必要な場合もありますが、この論文は本学では利用可でした。
世の中には、いろいろな研究があるものです。
年末に眺めてみてはどうでしょうか？
では、よいお年を！
