今年の目標は、「図書館の本を分類毎に読んでいく」なのですが、
ついつい手に取るのは小説ばかり。もちろんそれも悪くはないですが。
名工大の図書館で何気なく触れている書棚。
ここには普段触れている小説とはジャンルの違うものが並んでいます。
ふらふらと読み物になるような本はないのかしらん?と
探してみたところ、いくつか興味深い分類番号がありました。
今回は本の紹介ならぬ、お勧めの分類番号の紹介です。
まずは南館1階西側の端、「404」。
この分類番号は、自然科学の論文・評論集などが該当します。
科学の論文?と思いきや「博士の愛した数式」で有名な小川洋子の「科学の扉をノックする」の姿が。
その他「まだ科学で解けない13の謎」など、科学をテーマとした読み物的な本が多く、読書にはもってこいです。
南館2階では、技術系の本の中に、ぽつねん とある「580」「590」家政学・生活科学周辺が面白い。
家政学らしく「お好み焼57枚の思い出 : あの日、あの味、あの笑顔」 オタフクソース広報室編集という何とも美味しそうなタイトルがあると思ったら、「590.4」には「あなたの隣の危険な話 : えっ、そんなコトが!! 」。「581.5」には「あぶないカギ屋の事件ファイル : 扉の向こうの驚愕事実 」という本まで。
小さなスペースにいろんな分類の本が密集しているため、隣同士になっている本のタイトルを見ること自体が面白い状態に。
小説だけでは知ることのできない深い知識を得られる本が、
書棚にはごろごろあって、うれしい悲鳴です。さてどこから読んでいこうかと、うっとり。
皆さんもテスト勉強の合間にぶらりと新しい出会いを求めて、気になる分類番号を探してみては。