名古屋工業大学図書館報「@Library」

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ゴッホとゴーギャン展

「ゴッホとゴーギャン展」が今東京で開催されています。
1月からは、名古屋でも開催されますね。
ゴッホとゴーギャン展:http://www.g-g2016.com/aichi/

ゴッホとゴーギャン、
二人を同時に取り上げる展覧会は今回初めて日本で開催されたそうです。

ゴッホとゴーギャンが約2ヶ月、
南フランスのアルルで共同生活を送った話は有名ですので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
共同生活の末、ゴッホが自分の耳を切り落とした話は特に有名ですね。
そんな二人の交流や関係性に焦点を当てながら、
ゴッホとゴーギャンの絵画が時系列で展示されているようです。

東京会場で「ゴッホとゴーギャン展」を見に行った方たちの感想で、
「1本の映画を見たようだった」というような言葉を見かけました。
二人の交流から、ゴッホとゴーギャンそれぞれの人間性が透けて見えることで、
彼らに親近感を抱いたり、感情移入しやすいのかもしれません。

画家の周りの人間との関わりや、生い立ち、生きた時代・環境等を知ることで、
作品やその画家自身に、
より面白みや親近感を感じることができるかもしれません。
ゴッホやゴーギャンだけでなく、
名工大の図書館にもそうした画家にまつわる本がありますので、
興味のある画家について一度読んでみると新しい発見があって
面白いかもしれませんね。

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ゴッホとゴーギャンについては、例えばこんな本があります。
その他にも名工大OPACで検索してみてください。
ゴッホの手紙 / ゴッホ [著] ; エミル・ベルナール編 ; 硲伊之助訳
ゴッホ星への旅 / 藤村信著
ゴーギャンの手紙 / ゴーギャン〔著〕 ; 東珠樹訳編
オヴィリ : 一野蛮人の記録 / ゴーギャン [著] ; ダニエル・ゲラン編 ; 岡谷公二訳