新学期がスタートし、キャンパスも賑やかになりました。
図書館も1階・2階は賑やかですが、
3階・4階はひっそりと静寂な空間になっています。
その3階・4階にズラッと並ぶ、分厚くて黒っぽい製本雑誌。
学部生の方はまだ手に取ったこともないかもしれませんが、
実は皆さんが今後研究を進め、論文を書く上で
必要不可欠なものになってきます。
とはいえ、学術雑誌は電子版が主流になっていますので、
今は紙の雑誌よりも 電子ジャーナルを多く購入しています。
電子ジャーナルは名工大のキャンパス内で利用できることはもちろん、
学外からも認証を経て利用することが可能です。
電子ジャーナルの利用方法はさまざまですが、おおまかには
以下のような方法があります。
1.図書館ウェブサイトのOPACや「電子ジャーナル電子ブックリスト」
から雑誌等で検索し閲覧する
※OPACから「Findit@nitech」を押すと「電子ジャーナル電子ブックリスト」
へ飛びます。
2.Google ScholarやCiNiiなどで論文を検索し、リンクをたどって
ジャーナルのウェブサイトを閲覧する
3.出版社等のウェブサイトを直接閲覧する
1の方法では名工大で利用できる雑誌の範囲が明示されますが、
2と3の方法ではそれが分かりませんので、読みたい雑誌が見られない場合には、1の方法で所蔵を確認していただく必要があります。
また、近年はオープンアクセスの論文も増えています。
アクセス可能な論文には開錠マークがついていてわかりやすくなっています。
名工大では以下のようなベンダーの多くの電子ジャーナルを購読しています。
AIP, ACS, APS, ASME, Nature, RSC, Springer, Science, Wiley
情報処理学会、電気学会、電子情報通信学会、日本化学会、日本物理学会
名工大で所蔵していない雑誌は、他機関から複写を取り寄せることもできます。
また、JDreamIII, JIS規格, SciFinderといった有用なデータベースも
ご利用いただけますので、どうぞ今後の研究にお役立てください。