●「世界一役に立たない発明集」 アダム・ハート=デイヴィス著 ブルース・インターアクションズ 2007
私達研究者はよく「巨人の肩の上に立つ」と表現されます。
これは、現在の発展は過去の数多の巨人達の研究の上に成り立っているためです。
巨人達の功績は本を開けばすぐに知ることができます。
しかしそんな巨人達の陰に隠れた巨人になれなかった人々の功績は本を開いてもなかなか知ることはできません。
この本で紹介されるのはそんな巨人になれなかった人々です。たまには研究の手をとめて過去を振り返ってみてはいかがでしょうか?