10月27日から読書週間が始まります。
67回目の今年の標語は、「本と旅する 本を旅する」。
本の中では物理的な距離はもちろん、時間軸も超えられるし、
まったく違う世界に行くことだってできます。
それに、この一冊から次の一冊へと本を読み継いでいくこともまた、
あてのない旅を続けているかのようです。
この機会に、活字はちょっと……という人や
大学の図書館で借りるのは勉強のための本ばかり
という人にも、より本に親しんでもらえたら。
そう考えて、写真や絵がふんだんに使われていて、
眺めても読んでもおもしろい本を選んでみました。
例えばこういう本はどうでしょうか。
・『スノーフレーク』
「雪は天から送られた手紙である」――中谷宇吉郎
・『俳句』
十七音で切り取られた世界を、美しい写真とともに味わってください。
・『原発 : インフォグラフィクス : 放射性廃棄物と隠れた原子爆弾』
「もっとも美しいドイツの本2009」を受賞した本です。
・『百年の愚行』
衝撃的な写真の数々に息を呑まずにはいられません。
・『Alaska風のような物語』
ここも同じ地球上の世界。
・『137億年の物語 : 宇宙が始まってから今日までの全歴史』
スケールもボリュームも大。読み応えありそうです。
書架で気になる一冊が見つかったら、ぜひ借り出して
お家でじっくり堪能してください。
それではみなさん、どうぞよい旅を。