名工大OPACで図書や雑誌を探すと、詳細情報画面に「Find it @ NIT」という
ボタンがあることに気が付いた人もいるでしょう。
名古屋工業大学では、多くのデータベースや電子ジャーナル・電子ブックを
利用できますが、これらの電子リソースや名工大OPACなどをリンクで結び、
効率よく文献を入手するためのボタンなのです。
例えば、
研究テーマを与えられた
↓
研究への取っ掛かりを得るために、Scopusを使って、このテーマに関して
世界の研究者はどのような論文を書いているか調べる
↓
検索結果の中から、論文タイトルなどをチェックし、読んでみたい論文を選ぶ
↓
読んでみたい論文の横にある「Find it @ NIT」ボタンをクリック
↓
中間窓へ移動(以下の情報が表示)
・Scopusから引き継がれた論文情報
・電子ジャーナルへのリンク
・名工大OPACへのリンク
・CiNii Booksへのリンク
・ILLサービス申込み画面へのリンク など
↓
○読みたい論文が電子ジャーナルで見られる場合
「フルテキストを入手する」でリンクが表示されるため、学内ネットワーク上の
パソコンでリンクをクリックすれば、フルテキストが画面上に表示される
○電子ジャーナルで見られない場合
ひょっとすると紙媒体の雑誌が図書館にあるかもしれないので、
「名古屋工業大学の所蔵を確認する」リンクから、名工大OPACを確認してみる
冒頭の名工大OPACから「Find it @ NIT」を経由して電子ジャーナルのページに
移動することもありますが、「Find it @ NIT」が一番効果を発揮するのは、
文献データベースで見つけた読みたい論文を、入手する場面です。
4月になれば新たに研究室に配属されたり、院に進む人も多いでしょう。
研究に必要な論文を入手するため、「Find it @ NIT」ボタンを活用ください。
注)
Scopus 世界中の文献を対象とした、論文を探すための文献データベース。
CiNii Books 日本国内の大学図書館で所蔵する資料を探すためのシステム。
ILLサービス 名古屋工業大学にはない資料を、他図書館から郵送で借りたり、
コピーを取り寄せる有料サービス。
※検索結果に「Find it @ NIT」が表示されるシステムは、現在次のとおりです。
名工大OPAC/CiNii Articles/JDreamIII/MAGAZINEPLUS
MathSciNet/SciFinder/Scopus/Google Scholar