名古屋工業大学図書館報「@Library」

「@Library」は、名古屋工業大学図書館のブログ版図書館報です。詳細は、http://profile.hatena.ne.jp/nitlib/ をご覧ください。

『〇〇がわかる。』


みなさんは図書館でこんな本をみかけたことありませんか?
「○○がわかる。」
「○○のみかた。」
本を探して棚を目で追っている時などに、
おやっ?と思って手に取った人もいるかもしれません。
これは朝日新聞社が出しているAERAの別冊シリーズ、AERA MOOK(アエラムック)。
MOOK(ムック)とは雑誌と書籍をあわせた性格を持つ刊行物のこと。
雑誌(magazine)のmと書籍(book)のookを組み合わせてMOOK(ムック)なのだそうです。
最近では、付録つきのムックなども話題になっていますね。
表紙を開くと、
「元禄時代はポップだ。」とか「漱石はメトロノームだ。」なんて思いがけないフレーズが。
なんだか気になって次のページもめくってみたくなります。
みなさんおなじみの数学や建築学から漱石や恋愛学、コミック学なんてものまで、
その道の専門家がさまざまな角度からわかりやすく解説しています。
とっつきにくいような分野も楽しく読めてしまう工夫が満載。
図書館所蔵のものはちょっと出版年が古いものばかりですが、だからこその面白さがあったりします。
巻末にはおすすめブックガイドも掲載されているので、
ここからさらにテーマを探究してみるのも楽しいですね。
読み終わる頃には見開きのフレーズの意味に思わず納得!?
肩の力をぬいて読める学問。
あなたならどれから読む?