名古屋工業大学図書館報「@Library」

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人体の不思議!?

現在、嫁に行った姉が実家に戻ってきております。
といっても、「実家に帰らせていただきます!」ではなく
「実家で子育てさせていただきます!」という理由で戻ってきたのです。
初めての子育てということもありますが、一番の理由は「双子を出産した」から。
一人でも大変なのに、二人も赤子が!という訳で、我が家は現在朝から晩まで
赤ちゃんの泣き声が響き、手の空いてる人は赤ちゃんを抱っこし…という毎日です。
一卵性双生児といえば「そっくりすぎて見分けがつかない」というイメージがありました。
実際に一卵性双生児な姪っ子達ですが、まだまだ生まれて一か月も経たないので
似ているのか似ていないのか、よくわかりません。
双子だから見分けがつかないのか、小さすぎて見分けがつかないのか…。
生まれてしばらくは病院の保育器にいたのですが、間違えないように足の裏に
名前が書かれており、我が家に来た当初は足の裏の名前で双子のどちらか判断していました。
ところがある時、義理の兄が大発見。「妹だけ右足のふくらはぎにほくろがある!」
よくよく見てみると、お姉ちゃんの方が頭が大きめで、妹は小さめ。
お姉ちゃんの方がミルクをよく飲み、妹は夜中にぐずりやすい。
こうして見分ける判断材料が増えていき、足の裏の名前はいつの間にか書かれなくなったのでした。
同じ遺伝子を持っているはずなのに、違うところがいくつもある。不思議ですね。
遺伝子の研究(という程大がかりなものでもないのですが)をした時に、
様々な遺伝子関連の図書を読み漁りましたが、その中に生まれてすぐにそれぞれ里子に
もらわれていった三つ子の兄弟が、大きくなってから再会したところ、
身長から体重、そして見た目までそっくり同じだった例が挙げられていました。
かと思えば、双子なのに年を取るほど見た目が違っていく姉妹もいたり…。
遺伝子の本といっても、専門的なものからNHKスペシャルのような
写真が多めの読みやすい本まで色々あります。
たまには勉学の手を休めて、人体の不思議を探ってみてはいかがでしょうか。
それにしても我が家の双子ちゃんは、見分けがつかないそっくり姉妹に成長するのでしょうか?
大きくなるのが楽しみです。

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南館2Fの@Libraryコーナーでは、「人体」をテーマに、人体の不思議から遺伝子関連までの図書、
雑誌Newtonのバックナンバー、DVDなどを集めています。