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名古屋工業大学附属図書館報「@Library」

「@Library」は、名古屋工業大学附属図書館のブログ版図書館報です。詳細は、http://profile.hatena.ne.jp/nitlib/ をご覧ください。

新素材

「名古屋まつり」の終わりとともに、毎年秋冬物への衣替えをすることを決め事にしています。
一昔前は、テンセルとかゴアテックスなどという「新素材」の衣類はとても高価で希少なもので
あったように思います。それが、ユニクロの登場により一変しました。手軽な新素材衣類は、
価格破壊だけではなく天然素材だけに頼らない快適生活をも手にすることができるようになりました。

名古屋工業大学には、かつて繊維工学科がありました。
ココの卒業生で研究者となられ、多方面でご活躍中の木下教授が、
新素材の開発についての取材で以下のように答えておられます。
「生体や生物の構造や機能をお手本にして、世の中の役に立つような材料について
研究をしているといえます。(中略)愕然とするほど、生体の機能は奥深く、不思議な
機能や構造をもっているのです。
表皮や表面だけでもこれだけの奥深い不思議があるのですから、他の機能を調べたら
もっとたくさん、魅力的な発見があると思います。生物は、何億年という時間をかけて、
エネルギーや環境などで地球に負担をかけない材料や構造に自ら変化させてきたわけです。
この洗練された、地球から合格印をもらっている材料の知恵に学ばない手はないのです。」

(あいち産業情報ビジネスレポート「科学技術は今(18)木下隆利先生」より引用)
わくわくするでしょう。
人類がもっともっと幸せになれるような「新素材」の開発が名古屋工業大学から
発信される日が来ることを想像すると、楽しくなります。
そんな研究や研究者の卵たちにとって、附属図書館が一助となっていたらと、
夢はどんどん膨らむばかりです。
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南館2F@Libraryコーナーでは、バイオミメティクス=生き物の生体機能をヒントに
開発された新素材に関する図書を集めています。