名古屋工業大学図書館報「@Library」

「@Library」は、名古屋工業大学図書館のブログ版図書館報です。詳細は、http://profile.hatena.ne.jp/nitlib/ をご覧ください。

盆栽

本学から歩いて行ける吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)で、毎年、「盆栽展」が開かれています。 コロナ禍で中止された年があったと思いますが、今年は、2022年1月14日(金)~16日(日) で開かれました。 例年、1月頃に開催されているので、次回開催は少…

芸術新潮の裏

「芸術新潮」の最新号が届くのを毎月楽しみにしています。雑誌自体に興味もありますが、特に気になるのは裏表紙のいいちこの広告です。食べ物でいいちこスーパー(今回初めて知りました。あのいいちこだと思っていましたが、あのいいちこではありません。)…

出会い

ドストエフスキー研究で有名な名古屋外国語大学の亀山郁夫学長は、中学3年生の時に読んだドストエフスキーの『罪と罰』との出会いで人生が変わったそうです。「幼いときは出会いの可能性の宝庫。特に二十歳くらいまでは何を手に取るかによって人生は変わる。…

学生の「おすすめ図書」

●大学生のストレスマネジメント:自助の力と援助の力 齋藤憲司 石垣琢麿 高野明著 有斐閣 2020.4 Maruzen ebook lirbary *電子ブックで読むことができます(閲覧には学内ネットワーク環境への接続が必要です)* 生きていく上では、不安や焦りから来る「ス…

学生の「おすすめ図書」

●あがらない話し方教室:練習15分 新田祥子著 日本能率協会マネジメントセンター 2008.3 図書ID:6008596 ブラウジングコーナー 就職本 人前で話すときに、緊張が過ぎて平常心を失ってしまういわゆる「あがり」を克服する方法が書かれている本です。 発表な…

学生の「おすすめ図書」

●コーヒーが冷めないうちに 川口俊和著 サンマーク出版 2015.12 図書ID:1334537 請求記号:913.6||Ka92 とある喫茶店では、「望んだ過去にタイムスリップできる座席」があるという噂があり、その噂を聞きつけた客が次々とやってきます。しかし、その時間旅…

雑学って・・・

雑学って学問? ふとこんな疑問が湧きました。 ・時計の針はなぜ右回り? ・大学ノートの「大学」ってどこの大学? ・「安全第一」に続く第二、第三は何? ・トウモロコシの粒の数は必ず偶数 ・PCマウスの移動距離、単位は「ミッキー」 【因みに1ミッキーは1…

学生の「おすすめ図書」

●メモの魔力= The magic of memos 前田裕二著 幻冬舎 2018.12 図書ID:6010511 請求記号:002.7||Ma26 今までメモの取り方について、深く考えることもなく、単に記録するものと考えていましたが、この本を読んでその考えを大きく変えることになりました。「…

図書館でアート

今年の春頃から、図書館の入館ゲートを入るときに、??と小さな違和感を覚えていた方。そうです、カウンター前の頭上のアレ。わたしたち職員の目にはすっかり馴染んで、ずっと前からこうだったような気がしていますが。図書館にアートがやってきました。 「…

学生の「おすすめ図書」

●烏に単は似合わない 阿部智里著 文藝春秋 2014.6請求記号:913.6||A12 図書ID:6013179 2012年に史上最年少で松本清張賞を受賞し、その大きなスケール感と転変する世界観がとても魅力的な作品です。 豪華絢爛な平安時代のような世界で、后の座をかけた4人の…

クラブ・サークルによる展示を募集します

図書館では、公認課外活動団体・同好会の活動を紹介する展示を募集しております。成果を披露したい、新歓のため1年生にアピールしたいなど、様々な理由で発表の場を求めている場合に、ぜひご検討ください。 展示場所は、図書館南館2階ステンドグラス周辺とな…

ラーニング・コモンズの学習スペースとしての利用を再開します

図書館HP・学生掲示板でお知らせしているとおり、図書館に隣接するNITech Hallの2階にあるラーニング・コモンズ(愛称:リンクス)の学習スペースとしての利用を、6/6から再開します。リンクスの学習スペースとしての利用を休止してからもう2年以上たちま…

青嵐(せいらん)

図書館には心地よい風が吹き抜け、読書、研究、勉強をするのに最高の季節です。 図書館に訪れる学生が増えてきました。 また以前のように、活気が少しずつもどってきてくれてとてもうれしいです。 新緑のころ、さわやかな風が青々と茂った木々や草原を揺らす…

旅、そして鉄道

初夏の清々しく解放的な陽気に遠出したい気持ちもいよいよ高まりますが、相も変わらずお気に入りの旅番組で旅気分を味わっています。 “映像つきガイドブック”を標榜するその旅番組は、乗りたい列車や立ち寄りたい場所などをもとにプランを立て、時刻表片手に…

図書館長から新入生へメッセージ

(図書館長 小畑誠) 新入生の皆様へ ご入学・ご進学おめでとうございます.日本では2020年の春に始まったCOVID-19による社会活動に対する制限は緩和されながらも未だ続いており,今後もなかなか見通せない状況です.このために通常であれば十年はかかるであ…

教職員の「おすすめ図書」

千頭 昇先生 ( 情報工学教育類/プログラム/専攻 情報数理分野/准教授) ●夢をかなえるゾウ 水野敬也著 文響社 2021.4請求記号:913.6||Mi 96 図書ID:1343045 かなり前に読んだものですが,「夢をかなえるゾウ」を紹介します.所謂「自己啓発本」に分類さ…

図書館でアルバイトしてみて ーSAのお仕事#5

SA

Tさん(電気・機械工学科 3年 2021年7月採用) 今僕は、大学の図書館でスチューデントアシスタント(SA)として勤務させていただいています。主な業務内容は、本を元の位置に戻したり、本紹介のポップを作ったり、配架用の本にICタグやバーコードを貼る作業…

読むタイミング

友人から薦められた本、話題になった本、本屋に並ぶ平積みの新刊… 手持ちの積読や、なんとなく次読む本を探しにいくより、前者2つぐらいがフツーなんじゃない?友人のお子さん用に本を探していた時、その友人が横でポツリといわれた言葉に少し衝撃でした。 …

SAの業務について ーSAのお仕事#4

SA

Yさん(情報工学科 3年 2020年4月採用) <はじめに> 本記事では,図書館での業務を担うSAの業務内容について伝えていこうと思います.皆さんは図書館の業務と聞いて,何が思い浮かぶでしょうか?図書の整架や企画の実施など様々な意見が出るでしょう.では…

愛知県陶磁美術館

ご存じでしょうか?名工大の学生・教職員は学生証、職員証の提示のみで愛知県陶磁美術館に入館することができます。 なかなか行く機会がなかったのですが、同じ敷地内で陶芸体験が出来ると知り、行ってみました。 美術館は広く、展示数の多さに圧倒されまし…

学生の「おすすめ図書」

●心を整える。 : 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 長谷部誠著 幻冬舎 2011.3請求記号:783.47||H 35 図書ID:6004817 サッカー元日本代表の長谷部誠さんが書いた一冊。極限のプレッシャーを受ける状態で結果を出し続けてきたアスリートによる、実践的なメ…

鹿の王

2021年もコロナの話題が尽きない一年でした。私たちヒトの側は、緊急事態宣言やワクチンの開発などによってなんとかコロナを抑えようと必死ですが、コロナの側はコロナの側で、姿形を変えていきながらスルリとヒトの目をかいくぐって生き残ろうとしているよ…

学生の「おすすめ図書」

●星座の見つけ方と神話がわかる星空図鑑 永田美絵著 ; 八板康麿写真 成美堂出版 2013.8請求記号:443.8||N 23 図書ID:1337008 コロナ禍で「3密」を避けながら楽しむ手段として、キャンプが注目されています。バーベキューやアウトドアレジャーはもちろん、…

学生スタッフによる展示「北館1階の配架図書」

名工大の蔵書では理工系の図書が70%以上を占めていますが、人文系社会系の図書もちゃんとあります。ただ、人文系社会系の図書の多くは北館1階の集密書架に配架されており、場所がわかりづらいのか、なかなか目に付きにくいようです。 そこで、図書館で働い…

図書館SAとして働いてみた ーSAのお仕事#3

SA

Fさん(情報工学科 3年 2020年4月採用) はじめに 私は図書館SAとして,学生でありながら図書館に勤務しています今回はその業務内容と感想について書かせていただきます SAの業務内容 最初にSAの業務内容をいくつか紹介します. 図書の配架・所在確認 図書…

教職員の「おすすめ図書」

小松 義典先生 ( 社会工学教育類/プログラム/専攻 建築・デザイン分野/准教授) ●沖縄フール曼荼羅 : いにしえの「豚便所」トイレ文化誌 平川宗隆著 ボーダーインク 2021.7請求記号:383.9||H 64 図書ID:1342171 縄文時代の遺跡(福井県・鳥浜貝塚)から…

また登るために

見た瞬間にそのタイトルに惹きつけられたのが、竹内洋岳さんの『下山の哲学 登るために下る』。どうして「下山」なのだろう。ページをめくると、まさにその問いに答えるかのように、竹内さんの語りは始まります。それははじめから驚きに満ちていて、みるみる…

学生の「おすすめ図書」

●インフラ事故 : 笹子だけではない老朽化の災禍 日経コンストラクション編 日経BP社 2013.10請求記号:510.9||I 54 図書ID:1325852 2012年12月に中央自動車道の笹子トンネル内で発生した天井板落下事故を覚えていますか?数名の犠牲者を出したこの事故は、…

当たり前が奇跡

「ありがとう」の対義語(反対語)は「あたりまえ」なのだそうです。「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」。「有り難い」、まれである、めったにない。めったにない事にめぐりあう。すなわち「奇跡」ということですね。 私たちは毎日起こる出来事を当たり…

展示企画-『いつもの冬』を『美しい冬へ』-

紅葉も散り始め、寒い日が続いていて、冬の訪れを感じますね。 皆様いかがお過ごしでしょうか。忙しい年末、たまには暖かいところで読書なんて過ごし方もいいかもしれません。 名工大図書館では、生協学生委員会の皆さんによる企画展示を以下の通り開催して…